7/14~痙攣~

今日は父親が見守る日である。

朝起きて母が仕事に行き、犬の部屋の周りに打ち水をした。少しでも涼しくなってほしいためだ。

時々、犬の様子を伺うのだが、犬が8:45から痙攣し始めた。

パニックになった。でも、変に動かしたら良くなさそうだし、首もとをさすりながら「大丈夫、大丈夫」と声をかけた。痙攣はなんとか止まった。


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そのあとは、ずっと苦しそうに呼吸をしていた。

かわいそうだった。その頃ちょうど父が来たので様子を話した。犬がそこから変な行動を始めた。

横になりながら、キャンキャン言いながら走るように足をじたばたさせるのだ。いや、走るようにというか走ってる。そして時折、遠吠えのような声をあげたりする。

それをずっとやっているのだ。不思議だった。その後は一旦、仕事に行った。

仕事中はずっと気がかりだった。また、痙攣の発作が起きたらどうしようと。そのまま苦しみながら逝ってしまうのではないかと思った。

色々調べた。一応、脱水症状かもしれないと考えて水を与えるように父に指図した。

そしたら、奇跡的にも犬が水を飲んだとのことだった。既に水を飲まなくなって2日くらい経っていた。少し安心した。喉の渇きなどで苦しんでほしくないからだ。

何とか仕事を終え、帰ってきた。犬は幾分辛そうな表情をしていた。

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今夜は一緒にいようと決めた。寝れなくてもいいからそばにいてあげないといけないと感じたのだ。

その夜は本当に大変だった。激しい痙攣を何度も起こし辛かった。その後はひたすら鳴いていた。時々、体勢を変えてあげた。それでもキャンキャン鳴いて、五時間おきに痙攣を発動する。私も心が苦しかった。何十秒か動画を撮ったのでそれを動物病院の先生に見せようと考えた。

 

ポッキー、今日は本当に本当に辛い日だったよね。体が勝手に痙攣して苦しいし息もできないし本当に苦しそうだった。見ていられなかったよ。

オレは、ポッキーのことを撫でながら「大丈夫、大丈夫」としか言えなかった。後は心の中では、楽になってもいいんだよって考えていたんだ。

だって、ポッキーの痙攣は回数を増すごとに激しくなるんだもの。身体中がとんでも無いことになってたんだよ。しかも、痙攣後には苦しそうに呼吸をするんだもの。

こっちも本当に苦しかったよ。でも、一番辛いのはポッキーだよね。なんだかごめんね。それしか言えない。

オレの今の願いは、ポッキーには苦しまないで欲しい。苦しむ前に安らかに逝って欲しいなって思うよ。

ポッキーちゃんが辛い思いをしているとこっちまで辛くなるし、ポッキーちゃんの苦しみを背負えないのが悔しい。

ポッキーちゃんて頑張り屋さんだし、ワイルドなワンちゃんだからどうしても最後まで頑張っちゃうんだよね。でも、頑張らなくていい時もあるんだよ。ポッキーちゃんはすんごく頑張ってる。それは本当に嬉しい。でも、見ていて辛いな〜。早く楽にもなって欲しいんだよ。

ポッキー、一度痙攣をする前にこっちをはっきり見たよね。あの時「助けて!」っていう表情をしていた。それはそうだよね。一人で苦しみたくないよね。

本当にいつでもそばにいてあげたい。ポッキーが望むならずっとそばにいてあげたいよ。それしかできないんだけど。